表現を高めるためにできる8つのこと



 ①鍵盤の下までちゃんと押さえなさい?

 鍵盤の下まで押さえることしか考えていない感じの演奏… 

聞いたことありませんか… 

 押さえてる感じの演奏は、硬いし、 

なんだかかっこよくないって気づいている人は、 

 センス有りですよー 

 あの人の演奏はなんだかステキー✨

 なぜだろうー どこが違うんだろうー

 まずは違和感に気づくことが大切です。 

 Youtubeで一流の演奏を

スロースピードで 再生して

研究している人もいます。 

 ただ、

スピーカーから聞こえる音には限界があります。

 弾いている人が聞こえている音と 

聴いてる人が聞こえる音には、

若干違いがあります。 

 これはピアノのレッスンでしか学べない感覚でもあります 



 ②ピアノをそれぞれの体に合った奏法を  
    教えてくれるレッスン 

 ピアノの先生もいろんな先生がいて、

 それぞれの教え方にも個性があります。

 スポーツでもコーチやトレーナーに 

 みてもらってアドバイスを受けるように

 ピアノもピアノの先生がコーチであり、

 トレーナーとして導く仕事をしてます。

ピアノの先生方にも得意分野があるようです。

 音楽の楽しみ方がいろいろあるように

 ピアノ教室にも個性があるようです。 

 レッスンで自分の体格や手に合った 演奏法を

学ぶことで、 体への余分な負担が激減します。



 ③ミスタッチに印付けるだけなら 誰にでもできる


 練習があまりにも根性論になってませんか。

 とにかく鳴らしてまちがえなかったらいいねんって… 

 弾いて何か違和感に気づきませんか。

 違和感を解消するために 次のようなことを見直してみましょう。


 演奏でつっかえる場所は、それなりに原因があります。


 ◇指番号はそれで適切な速度で弾けますか。

 ◇必要な身体の使い方ができていますか。

 ◇練習不足ならば、どんな練習方法が必要ですか。


 この視点で工夫するレッスンを受けていたり、

 考える力があれば、 自分のやり方で工夫するレベルになれます。 


 間違える原因に気づいて、適切な練習をしましょう。 

 それをサポートするのがピアノの先生の仕事でもあります。 


 ④ピアノは表情も大事! 


 ピアノは指が動いたらいいねんと思われがちー

 楽譜を見て弾くと目線は楽譜だったり、

鍵盤だったりします。 


 表現力ある演奏をする時は…

 悲しい表情が 

悲しい音で弾くタッチが

より説得力を増します。


 時には、

 眉を上げるようにすることで、

 離れた音へ気持ちを込めやすくなる

こともあります


離れた音へ素早く弾く場合は、 

その音を鳴らす前に目線を向けます.。


無表情で弾けば無表情な演奏になります。


顔の表情を出し過ぎも注意です。

ちょうど良く伝わる顔の表情と演奏の仕方があります。 


レッスンで的確なアドバイスをするのもピアノの先生の仕事です。 



 ⑤メトロノームに頼りすぎない音楽的拍感 


 メトロノームは、

速度の確認やゆっくり練習する時に

 拍感を学ぶ程度にします。


 最初から最後まで、メトロノームぴーったりに弾くと

合わせてるのに慌てた感じになります。


 それに気づかない場合は

 レッスンでピアノの先生が、

 一緒歌う等のサポートで、

 声で歌うようなブレスを含んだ演奏が 

 出来るようになります。 


 もちろんテンポの動かし方、 

 強弱をふくむタッチの工夫も必要です。 


 有名ピアニストの幼少期の練習で、

 常に指揮者のように 

ピアノの先生やピアノを極めた経験のある親が

 サポートし続けて、

上達していく話も聞きます。 


 ベートーヴェンがピアノのレッスンをした時は、 

 ミスタッチよりブレスの場所が

音楽的でない時に激怒したそうです。


 そして、音楽的でない機械的な演奏とは、

キャベツの千切りや玉ねぎのみじん切りのような、

 感情を一切感じない無機質な演奏と なってしまうことです。 



 ⑥濃いめのレッスンの時間は〇〇分以上 


 演奏技術や表現豊かな演奏のレッスンには 

ある程度ゆったりした時間が必要です。

合わせてより深く

ソルフェージュ (リズム感や音感)のトレーニング、

 楽譜の理論も学べると

 複雑で音符の多い作品の仕上がり方に磨きがかかります。

 程よい集中力で60分はあっと言う間です。 


 超極めるレッスンだと最初の音だけで 

相当な時間をかける先生もいらっしゃいます。


 全体の仕上がりを意識しながら、 

細かい部分もじっくりと工夫して磨いていきます。


 質の良いレッスンで、 

質よく十分な練習時間の取り方がわかるように なります。


 ⑦右手と左手を整える

右手と左手を整え良い演奏をするためにには、 

 メロディと伴奏のバランスを意識することが 

 前提となります。 


 ですが、 

 理想的なバランスであるメロディ8:伴奏2で 

 最初から演奏できる人は稀です。


 そのため、

たいていは先生があの手この手で 

 音の大きさのバランスをとる練習方法を教えます。

 伴奏が左手の場合が多く、

 低音はピアノの弦が太く長いために 

 大きな音が出やすいため注意が必要です。


 音の大きさを控ええにしながらも

正確に 歌うように弾けると

演奏のレベルが上がってきますので

 聴く力を鍛え、指の感覚を研ぎ澄ませながら、

 曲の世界観を美しく表現していきましょう。 


 ⑧演奏しやすい服装、靴

 ピアノが弾きやすい服装、靴について 

 服は、手首周りがひらひらしていないこと 

 靴は靴底が厚くないことが前提です。 

 その上で ピアニストは衣装も靴もこだわります。 


 イヤリングは両面テープで落下を防ぐ 


カチューシャはオススメできません。

 舞台で演奏中い目隠しになったという 

恐ろしい話も聞いたことがありますよ。


 ステージで演奏の衣装は

 可能ならば曲のイメージに合わせる

 複数曲ある時は、

最後の曲のイメージに合わせる

 着心地が楽なもの 


 裸足で演奏するピアニスト アリス·サラ·オットーさん 

ヴァイオリニストでは、パトリシア·コパチンスカヤさんがいます。

 二人ともお美しいので、絶妙に違和感なく聴けます。

 演奏のしやすさと作品のイメージを念頭において、 

似合うデザインと色合い、

着心地の良い衣装に 出会えるように

根気よく探します。 

 オーダーメイドのドレスのピアニストさんも

 もちろんいらっしゃいます。 

そこまでできれば最高ですね。    


藤田奈穂ピアノ教室

兵庫県西宮市のピアノ教室です。ピアノをもっと楽しく上達したい人のための情報を発信しています。

0コメント

  • 1000 / 1000